アダマン号に乗ってのめんちのレビュー・感想・評価

ドキュメンタリーであり、引いた視点というか、淡々と撮られている。
それは良いし、利用者たちの声のなかに痛切な症状の吐露もあり、一方で創作の場面もあり、興味深い。
だが、さすがに淡々とし過ぎていて、かつ目新しい視点というのにも欠けているように見えてしまい、私にはあまり合わなかった。
最後の字幕が言いたいことだとしたら、字幕に頼り過ぎというか、社会背景などについて少し挟み込んで作ってくれても良かったのではないか、と思った。