前知識なしで見た。精神疾患のある人たちをデイケアする場所ということだが、セーヌ川に浮かぶ船上というシャレオツな所にある。カフェもあって、一般のお客さんも来てる?そこで熱唱しているおじさんの歌が、なんか一芸ある感じ。どの人が患者さんで、どの人がスタッフなのか最初はよくわからないが、ピックアップされたそのうちの何人かが、熱を込めて自分のことを語りだす。その話が、けっこう聞かせる話なのが面白い。そもそもそういう人たちなのか?それとも監督が上手いからなのか？みんな初老の、たぶん私と同年代の人たち。われ彼の差は、あまり感じなかったなぁ。意外な場所に何かが生じている。この映画には、それをすくい取ろうとする意思があるんだろうな。
