「パストライブス/再開」
小学生の頃、二人共好きだった韓国の男女。だけど、女の子はノーベル文学賞を取るために、アメリカに引っ越してしまった。男の子は、韓国。女の子はアメリカへ。そして、時を経て、SNSで二人は再開し、Skypeを繋げながら、何気ない会話をしていた。だが、女の子は自分の夢を叶えるために、男の子と喋るのを控えると言い、再び男の子を突き放す。そして、二人は再び時を経て、実際に会うのであった。
女の子は作家。男の子は会社員。だが、女の子は結婚をしていたのだった。。
過去の恋と現在の恋。三人の狭い関係を描く。
どこにでもありそうだけど、ちょっと切ない恋の話なので、僕はあんまし恋の話は何とも思わないので、この評価です。だけど、この映画を小説と置き換えて、観ると非常に綺麗な文章になるなと感じます。
また、初監督作品で、このレベルは凄すぎます。そして、韓国語と英語という言語の壁のもどかしさを恋で表したり、離れていることが余計女の子が自分の元へ去ってしまう怖さがある。
でも、ラストシーンは、彼女の表情を受け止めた観客が凄く共感を覚えるか疑問を感じると思います。僕は、ラストシーンは、最後まで持っていた本当の自分だと感じました。いやー、こういう恋愛映画は非常に好きですが、量産出来ないので、多分この一本で終わりだと思います。
