2時間かけて敷かれたレールの終着点がそこだったんだって分かったのがラスト5分で、気づいた時にはもう遅かった、同時に涙腺さようならだった。色んなものがpast livesなんだよな、って。そしてひたすらにアーサーが愛の権化すぎて、目指せアーサー。
1つだけ、2人が選んできた過去の選択たちが現在を形成していて、"あの時こうしてたら"という過去へのたらればが、現在を何か変えられる訳ではなくて、ずっと過去にたらればしてても、悲しいけれど何も始まらないし進まない。
だからこそ人生におけるたらればは過去への後悔ではなくて、未来へのロイター板になればよいのかなと思った。あの時こうすれば良かったと思うことがあるならば、あの時そうしなかった過去をひっくるめて今どうすれば良いかを考える、とか。
イニョンという概念はすごく好き。だからこそ、できること全部やりきった後に"イニョン"で最後踏ん切りつけられるようにしたいなと思った。
7年くらい前に友達とニューヨーク旅行した時に見た景色がいくつか出てきて、メリーゴーランドのところで雪遊びしたなあとか、ホテルの窓からの景色がその時も雨だったなあとか、その時の色んな時間が懐かしくなった。