ラストシーンに全てが詰まってるように感じた。
今世での別れをきっぱり告げるヘソン、ヘソンとの別れを嘆いてアーサーの前で泣いてしまえるノラ、そんなノラを抱きしめるアーサー。
登場人物みんなええやつやねんな。
各々のやり方で幸せになろうとしてて、その手段に他人を陥れたりするようなネガティブな要素がない。
3人で(ノラとヘソンの2人で)バーで語るシーン。
ノラは決心してたと思うけど、あの時点ではまだ何も確定してなかった。
けどノラの意思を察したヘソンが、2人の関係性を均していくように言葉を繋げていくのが辛かったな。
ヘソンがずっと人の良さそうな困った表情してるから余計しんどい。
イニョン(縁)、輪廻転生、ソウルメイト、、、斜に構えると、別れを無理やり肯定するための言い訳やんって感じやけど、人生を豊かに過ごすために必要なポジティブな思考であって、俺は素敵やと思う。
ほんま痺れるええ映画やった。
ヘソンの彼女も含めて4人で仲良く食事するシーンなんかも見てみたいけど、それはたぶんないのが寂しい。
けどそれがええ。
