「変わるだけが旅じゃない。歩んできた人生を確かめる旅もある」
整えられた綺麗な映像で、肌の自然な皮膚感がめっちゃ魅力的やった。代表を解任されるときの青白い肌、カラオケ屋でバイトしてるときの汗ばんだ健康的な肌、、、
ノスタルジー感のある台湾と日本の風景が素敵。アミが台湾で観光する映像はそのまま旅行会社のCMにできると思った。
台湾のメインストリートを2人乗りの原付で走るシーン。香港映画のラヴソングを思い出したんやけど、ただ走ってるだけでこんなに惹きつけられるのってなんでなんやろ。
映像と演出は好きなんやけど、脚本はありきたりで展開が読めるから若干白ける。アミが最後まで病気のことを話さへんこととか、ジミーが解任されてあんな旅をし始めることとか、リアリティもあんまないように思った。ジミーはアミのこと引きずりすぎやろ、わかるけど。
初デートで映画に誘うのは一周回ってよかった。俺もあんな感じやったなあって。