このレビューはネタバレを含みます
めっちゃ人生!!!!っていう感じだったなあ〜
始まりそうで、始まらなくて。
でも動いたらそれはもう戻らないから
終わりの始まりで。
最後、これはもう終わりだな〜、こうなってしまったら多分もう会わないな〜
とわたしが感じたとき映画の中の2人も同じように別れを告げていた。
別に好きとかなんかそういうのじゃないけど終わってしまった寂しさもやっぱりあるんだよねな〜と
そんなふうに思っていたらノラも泣いていた。
男女に関わらず、人との関係とか繋がりには波があるけど、全部が全部寂しい結末ってわけじゃない。だからこそ長く続いてる人には感謝しなきゃいけないし、いまそばにいる人も大切にしたいなと思った。
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この映画を見て思い浮かんだ人がいる。
何年間もたまに連絡が来て、でもなんとなくタイミングが会わなかったり気分がのらなくて会えなくて、数年ぶりになんとなく会えたんだけど、その時彼はちょうど結婚が決まったタイミングだった。
タイミングが合えば始まったのかもわからないし、そう願っているわけでもないんだけど
始まりもせず終わりもしなかった今の状況は結構心地いいものかもしれない。
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この映画を見た人の心の中に誰かがいるのなら、相手との思い出や関係をきれいなものとしてしまうというか昇華するというか、
自分の人生の一部?として大切にできるきっかけになる作品だと思う。
最後に、アーサーが切なかった、、(笑)
嫉妬深いのはいやだけど、
夢の話があった後、韓国語で話しかけるのは愛おしいよね。そういうところがちゃんと好きなんだろうな。