このレビューはネタバレを含みます
今とても必要でした。
思わずパンフレットも購入。手元に残しておきたかった。
忘れられない、忘れたくない過去が、人がある人へ。
でも決してそれだけじゃない。
ナヨンとヘソンとアーサー
イニョン
ただただ若く、「私が言えば結婚する」と断言していたナヨンの無邪気さがとても残り続けた
好きって言葉さえも口にせずとも通じ合っていた2人
隣同士だったから、同じクラスだったから、同じ地区同じ国だったから、どんな理由でもきっとそのまま隣にいたらと想像してしまった
ラブストーリーというよりも、私はそれぞれの選択し続けていく姿がとても苦しくて
12年後、NYで再開したあの時間
お互い手を繋ぐこともハグすることも外から見ていたら体から溢れてたよ
でもお互いにお互いを分かっていて、さらにナヨン、ノラは伝えたい言葉を言わない選択をずっとしているように思えた
アーサーがいたから でもアーサーがいなくてももしかしたら今世では選択してないかもしれないなとも思いました
だけど、アーサーがいたから今のノラであって
アーサーの苦しいけれど理解したいけれど、のあの、姿がもうノラと人生を共にしているんだと物語ってた
アーサーとノラのシーンはどこも全て良かった
好きと言えたらどれほど楽か
でもそんな話ではない
現世で愛することができる人と巡り会えることの縁、結ばれなかった縁、全部がわたしをつくってる
お互いに全部を無邪気に伝える選択もできるけど
相手のためにそれをしない
そうすることも相手への最大の愛なんだ
素晴らしかったです
