Makky

顔のない天使のMakkyのレビュー・感想・評価

顔のない天使(1993年製作の映画)
4.6
ツボ。
怪人というには半分の顔がイケメンでしたけど、それは置いといてすごくよかったです。
主人公の男の子と家庭教師の間に信頼関係が生まれていく様子がリアルで、引きこまれました。どんどん本物の笑顔になっていって、信頼が本物になっていって、二人が自分の過去や思ってることを言い合うシーンでお互いを励まし合ってるところがなんて刺し合ってるんだ!と思いました。感情的に。
主人公の子がお父さんの過去を知って先生のとこまで走っていくところ、着いて先生を呼ぶ声とそれにタダ事じゃないことに気づいて出てくる先生。セリフだけじゃ伝わってこない部分がたくさんありました。
お姉ちゃんもお姉ちゃんの中にいろんな葛藤があって、その上で弟に強く当たってたけど、ラスト付近の弟を見る目付きで全てがわかりました。目付きだけで。ほんとすごいです。
とても良かったです。
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