顔のない天使の作品情報・感想・評価

「顔のない天使」に投稿された感想・評価

人間は様々なコミュニケーション手段を持っている。それなのに"真の心の交流"に到達するまでの道のりが険しい。なかなか人は分かり合うことができない。
それをまざまざと思い知ることになったのがこの作品。

本作は外見の特徴が偏見を生むという問題提起がなされている。
人は何故こうも表面的なことばかりに意識が行き、影響を受けてしまうのか。

自身の抱いた勝手な先入観だけで相手を見てみぬふりしたり、反対に自身の容姿への自信のなさから人を遠ざけたりすることによってどれだけ貴重な人との交流の機会を失ってきたか。嘆かわしいことだと思う。

人生を振り返り自分にも心当たりがないか問いかけたくなるような気持ちになった。

いい出会いは人生を変える。
これからもっと人と真正面から向き合っていきたい、と思えるようなそんな感動の作品と出会えました。

最後の先生と生徒の距離感が涙を誘った。
Canape

Canapeの感想・評価

4.2
記録 心と体の傷。学び。恩師。もう最後のシーンは今までの事が走馬灯のように蘇って胸が熱くなる。深く深く心に残る大好きな作品。
ぽん吉

ぽん吉の感想・評価

3.7
孤独を抱える大人と子供の
年の差の友情を描いてる作品。
いやー、泣けた。
minAmi

minAmiの感想・評価

3.8
生物、人間っていうのは聴力、嗅覚よりも視覚情報が1秒あたりに得られる情報量が圧倒的に多いらしいから視覚情報、見た目で物を判断するように進化してきているらしい。
でも、それでもそれ以上に中身を見て感じてから批判するべきだよ…
さと

さとの感想・評価

3.6
訳あり同士の男の人と少年の心の交流。

勝手な偏見でも一度付いた悪いレッテルはなかなか拭えないていう理不尽さ。
友情て描かれてるけど個人的には少年は父性愛にも飢えてたのかなって思ったし、お母さんも一見愛があるように見えて計画性がない上に本当に子供のことに関心があるように見えなかった。

二人の心の変化とあったかい気持ちが伝わってきてラスト感動した。
人は見た目で判断してしまうもの。
外見が普通と違うと驚いたり、距離を取ったりしてしまう。
これは本能からくるものだったりするのだろうか。

メル・ギブソン演じるマクラウドは火傷で顔の皮膚がただれてしまっている。

その事からありもしない噂話が飛び交い、ひっそりと迷惑のかからない場所で生活している。

何かやるせない気持ちになりますね。
何も悪いことしてないのに。

そんなマクラウドの閉ざした心に一筋の光を差す主人公の男の子。

マクラウドは元教師ということで、彼に勉強を教えながら心を通わせていきます。

この描写がなんともいい。

常々思うのだけど、人生において師と呼べる人と出会えるかで、その後の歩む道や考え方が変わってくる。

良い出会いとはそういうものだと思う。

そういった関係性をうまくこの映画では描写しています。

人間が普通とは違った人を毛嫌いする部分も含めて。

メル・ギブソン初監督作ではありますが、非常に良作だと思います。

多くの人に見てほしい作品です。
KJ

KJの感想・評価

3.9
観たのは『レインマン』と同じ時期だった気がするが、どうも子供が出てくる映画がダメで、涙が出てしまう

メル・ギブソンは銃をバンバン撃つものというイメージは吹き飛ばされる
ブルース・ウィルスの『シックスセンス』のレビューでも似たようなことを書いた気がするけど

ロックバンドがたまに歌うバラードが、そこらへんのR&B歌手よりよっぽど良かったりするように、アクションイメージの強い俳優さんがたまにヒューマンドラマのようなテイストの映画に出ると、余計にハッとさせられることがある

この映画はただでさえ良いキャスティングに加えて、脚本もすごくいい
謎をはらんだまま誤解や和解を経てエンディングに帰結する、着地がお見事

『パーフェクト・ワールド』がまさにそうだけど、不器用なおっさんが、子供の友達を作る話が好きなのかもしれない。この映画では教師と生徒ではあるが
ルカ

ルカの感想・評価

5.0
少年と、世俗から離れて暮らす男の話

2人の優しい世界に、外からの厳しい世界が攻撃してくる。

何回でもみたいと思う。
Take568

Take568の感想・評価

4.1
心身ともに疵だらけの男と少年の残酷で優しい話。
少しずつ心を開いていくマクラウドと彼を『親友』と呼ぶ少年。世間から怪物扱いを受けていた男に、ストレートに近寄れた少年。多分、少年にも心に疵があったから…。
この秀作を今の訳で観たいよ❗
ラストで温かい涙を流して下さい。
なんで、もっとはやく観なかったんだろう。
メル・ギブソン監督も良いよな🎵
ラストシーンが本当に好きで、観たのはもう十数年前だけれど今でも鮮明に覚えてる。何でもかんでも恋愛だなんだと騒ぐ人が多くてうんざりする時が時々あるのだけれど、そんな時にこの作品のことがふと脳裏をよぎる。
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