顔のない天使の作品情報・感想・評価

「顔のない天使」に投稿された感想・評価

様々な噂が交錯する保守的な町に住みながら、傷を負った顔のマクラウドを受け入れるのはいくら偏見を持たない傾向の幼い少年でも実際は難しいかもしれません。そんな偏見を乗り越えて、何かを得ようとする為にマクラウドに接する少年の勇気は感動的でした。二人でシェイクスピアを演じるシーンは微笑ましい。そしてラストシーンも○。
ろみ

ろみの感想・評価

4.4
"なんでも知りたがる"
顔を失い世間から怪物扱いされている元教師マクラウドが少年チャックに言ったこの一言が個人的に刺さった。

なんでも知りたがるチャックであったから
世間の偏見でなく、マクラウドの本当の人間としての優しさに気づき、親友になれた。

偏見て人間だれしもするものだと思うけど、偏見ばかり持ってたら本当に良い出会いはできなくなってしまうかもね、、、
そんな事を思わせてくれる映画

マクラウドがチャックの事を大切に思った行動をするところは本当に泣ける。
チャックもちゃんと理解してるてのもマジで良い!良すぎる。
NCT

NCTの感想・評価

3.5
差別って最低。
つくづく思った。
見た目で人を判断するような人にはなりたくない。
手を振るシーン。ジーンってきた。
途中、家に来るシーンはビックリして怖かった(笑)
当初は、教える側/教えられる側という単なる二分法での関係でしかなかった歳の離れた人間が、それぞれ自身が抱えるコンプレックスや煩悩を乗り越え、信頼関係を構築していく過程が本当に素晴らしかった。
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

4.1
原作を高校くらいの時に読んだ時は、いい流れ・作風でテーマを大きくできたのに結局同性愛に収束するんかいと突っ込んだので、うまいこと原作の良い要素を生かしつつ、テーマをより普遍的な所まで持ってきて、しかも悲しみだけでなく感動的に綺麗にまとめ上げた本作は原作よりずっと良かった。

男の子の孤独・鬱屈とした怒りと悲しみも、先生側の抑えた辛さも丁寧に描かれていて、だから余計にお互いに教え教えられる事で見出す心の平安と喜びが、自然の美しさも相まってとても穏やかで美しく見えた。

最後、会えてよかった。周りのせいで色々あったけど、お互いの教師生徒としての信頼感と友情がずっと続いている事をお互い確信できる場面があって、観ていてとても嬉しかった。
昔、初めて映画館で見た映画。この作品でおそらく映画を見る楽しみを覚えました。また改めて見たら、まとめてレビューします。
28

28の感想・評価

3.8
この監督にして首や手足がひとつも吹き飛ばない、ある意味、珍品。
メル・ギブソンがこんなヒューマンを撮るピュアさを持っていたことに何より驚き。今は…うん…そうだね…

決してハッピーエンドではないんだけど、先生はいつも見守ってくれてました。
iceman

icemanの感想・評価

3.9
この作品は大きな賞を獲っているわけではないのに心に留まる良作。

監督はハクソー・リッジ…

自ら演じ映画を熟知した監督が描いたヒューマン。

" 怪人 " と呼ばれた男と子供との出会い、そして双方の心の葛藤が上手く描かれている。

人との心のふれあい、繋がりとは何かを教えそして考えさせてくれる。

ラストシーンもまたジーンと来るのです…
AyAko

AyAkoの感想・評価

3.6
真実はいつもひとつだけど、時にはいろんなことがあって、いろんな人がいて、結果何が真実なのか分からなくなって。

人は見かけに騙されがちだし偏見持ちがちだし…でもやっぱ見かけだけで判断するってのはめちゃめちゃ愚かな事だと思うし、何より、それに何の意味があるんだ?と思います。

何を信じたいか、何を信じるかってのは結局自分の頭の中で起こることなので、自分が信じたいことを信じればそれが真実になっちゃうんだよな。それがいい事な時もあるし、悪い事な時もある。
この映画に改めて気付かされた。

マクラウドと主人公、お互いがお互いのような存在を心の底で必要としていたからこそ、出会うべくして出会ったみたいな。親友のようなそれでいて父と子のような…。

何はともあれ、友情万歳ですな。
この映画のテーマは"自分の頭で判断する"ということの難しさと勇気です。周囲の声に耳を傾けるのは誰でも出来る。だがそこには答えもなければ真実もない。
大事な決断を下す度に周りの評価や意見で判断を委ねるような人は是非とも観た方が良いです。

作中の
「過去の事件は?どう思う?」
「してないって言ってよ」
「いや、ダメだ!」
あたりのやり取りが熱すぎて最高でした。このシーンは吹き替え版も台詞がすっごく良かった。やっぱメル・ギブソンの映画は最高です。
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