古本サバイバー

ソウルメイトの古本サバイバーのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルメイト(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

時系列の織り交ぜ方が、あれ?ってなる箇所あってわかりづらいところはあったりするけど、こういう女性同士の友情は好きだからと思ってたら、そんな安っぽいつながりではなかった。

いろんな感情が混濁した上で、
あなたを愛しているのはわたし以上にいない
とボロボロになりながら正面から言い放つところ、揺さぶられすぎた。

それでいて、時間を経ても全てを受け入れることのできるこの関係性。友情なんて言葉で片づけられるものではなく、魂の深いところでさまざまな感情を混濁させて結びついてる強さ。
もう素敵すぎた。

頼むから2人はいろいろ経て、ここからはただただ幸せになって欲しい、そう願ったけど、まーそういかないのもわかってるんだけど、ストーリー破綻してもいいから、笑顔でこの2人がこれからも過ごしていくのが見えるラストを見たかったなーー

キラキラしてる2人も、感情をぶつけ合ってる2人も、穏やかに語り合う2人も、素晴らしかったです。
古本サバイバー

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