あちぴろ

ソウルメイトのあちぴろのレビュー・感想・評価

ソウルメイト(2023年製作の映画)
4.0
ダミちゃん主演の映画。共演は今思うとかなりホット(死語?)な、、、もとい旬な二人。
「寄生獣」のチョン・ソニ、「ソンジェ背負って走れ」のピョン・ウソク。
ユネクで880円するんだが、どうせ来週1,000円失効しちゃうのでと。


小学生時代、済州島へ引っ越して来たミソ(キム・ダミ)とハウン(チョン・ソニ)は磁石の様に引き寄せられお互いを想い合う親友になる。お互いに絵に興味があった二人、ミソの家庭環境問題からハウンの家で暮らしたり「オンマ」と言う子猫を飼う様になったり。
その後、高校では別々の高校に通うものの変わらない親友同士だったが、ハウンが恋をしたジヌ(ピョン・ウソク)とハウンが付き合う様になり段々と関係にねじれが生じ始める…

やはり、男が混ざると拗れる。
男同士の友情だとしても女が混ざると拗れるんだよねぇ。
ただ、本作については女性同士の親友もお互いに理解出来ないところや性格が正反対だったのも引き金になるのかもしれないが。

【キャスト】
❇️キム・ダミ(ミソ):「THE WITCH/魔女」、「梨泰院クラス」、「その年、私たちは」など。
❇️チョン・ソニ(ハウン):「寄生獣」でめざましい活躍。「チョ・ピロ」のJK役だったとかあるが全く顔が思い浮かばん。
❇️ピョン・ウソク(ジヌ):「ソンジェ背負って走れ」で今や1〜2月の時のナイヌレベルの人気。映画やドラマのオファーが5倍以上になったとか。
▶️カン・マルグム(美術館学芸員):「離婚弁護士シン・ソンハン」、「39歳」など。
▶️チャン・へジン(ハウンの母):「女神降臨」、「ドクタースランプ」など。本作はドクタースランプのオンマより細く見えた。フィルムの差か?笑
▶️ナム・ユンス(ミソの彼氏、バンドマン):「今日のウェブトーン」、「恋慕(未見)」など。
▶️パク・ソンヨン(ミソのルームメイト):「ヒップタッチの女王」、「涙の女王」など。
▶️ヒョン・ボンシク(ピアスのお店店員):「京城クリーチャー」、「ドクタースランプ」など。

ネタバレになるので結末はもちろん、一番ゾワワっとしたシーンのことを書きたい、いや書けない…

なんかね、ハウンの行動が大人になってからは一番理解が難しくて。
ミソが大人になり、ハウンが自分を解放したのかな。済州島でずっと閉じこもってた彼女が本来のハウンを取り戻したのかも。


ちなみに、済州島でジヌがハウンに指輪をはめるシーンで座った場所って、「サムダルリヘようこそ」の海女のおばさん達がよく座ってて「サムダル(わんこ)」がいたところじゃない?

ラストは想像をはるかに超えた衝撃展開でした。


キムダミについて
特別綺麗と言う訳ではない。
しかし、彼女の持つ独特な空気感は唯一無二で、引き込まれてしまう。
彼女が持つ「魔性」な空気感にヤラレてしまう。
また、チョン・ソニについても本作の表情の変化は素晴らしい。


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▼▼やっぱり書きたいので以下ネタバレ▼▼














ハウンが描いたミソの肖像画。
半ばだったのを見つけたミソが引き継いで仕上げるくだり、全身に鳥肌がたった。
あのあたりからかなりこの作品のラストスパートだった様に思う。
そのシーンが素晴らしかった。
あちぴろ

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