このレビューはネタバレを含みます
北朝鮮でどんなことが起きているかは、もう40年前くらいから知っている。
そこで耐え切れず脱北する人たちや残った家族がどうなるかも知っている。
しかし、本職を顧みず、ここまで脱北者に尽くす牧師さんがおられるとは知らなかった。
どうか体にはくれぐれも気をつけてもらいたい。
息子を脱出させられなかった女性が綺麗で、よい住まいにおられたのが少し驚きだった。
この女性だけではないが、ブローカーにお金を払うって、そんなお金をどうやって貯められたのか不思議だった。
密林を抜けてやっと自由になれたところは体の力が抜けた。
子供の頃、帰還事業で、家族で北朝鮮に帰った友達一家のことは今でも忘れられない。
死ぬまでの間には南北が統一されると期待していたし、統一されたら自分の足で南北を歩いてみたいと思っていたが、どうやら無理なのだなと思うようになった。
北朝鮮の国民に自由を!