2002年9月17日、当時の日本の首相であった小泉純一郎氏が電撃的に北朝鮮・平壌を訪問。同国との関係で、長年の懸念事項であった拉致問題も5名の拉致被害者の生還に成功し、北朝鮮との関係も融和に向かうかと思われました。。が、あれから20年以上経った現在、コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻など、冷戦後、民主主義や自由経済の名の下に、世界が1つの方向に向かうかと思われたかのはもはや幻想であり、9.11テロ以降に明確化された強硬な民族主義勢力の登場や、ロシアや中国の硬化的な姿勢、トランプ政権に体現されるような各国の保護主義的な姿勢など、世界はまた違った分断の世の中に突入していこうとしているなと思います。
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