えんさん

リバー・ランズ・スルー・イットのえんさんのレビュー・感想・評価

4.0
たくさんの映画を見ていると、全然描かれる国は違うんだけど、身の回りの状況がなんか自分と似ていて、すごく共感するタイプの作品に出会うことがあります。1992年製作の本作「リバー・ランズ・スルー・イット」も勝手に共感してしまうタイプの作品の1つ。山と河川が広がる風景は、僕の生まれ育った海なしの岐阜県と同じだし、田舎の閉塞した社会観も同じような感じも同じだし、男兄弟が主人公というのも共感要素の1つ(まぁ、ブラッド・ピットでは全然ないですけど笑)。もちろん、描かれる物語は全く違うんですが、共感要素が多いと自分だったらとか、日本だったらとかで置き換えて自分の話を観ながら作り上げてしまう。映画の見方としては少し奇抜かもしれませんが、こうした楽しみ方を提供してくれるのもいい作品の要素なのかなと思ったりします。

(続きは、https://note.com/yen_do/n/n117a0ef9c3f3)