☆俺基準スコア:1.7
☆Filmarks基準スコア:2.9
小国ヴェラニアで、マヌラ人のマフィア・マックイーンの裁判が開かれる。国際法廷のためヴェラニア警察は裁判所内立入禁止であったが、護送警官ドン・グーは中から銃声が聴こえたため突入してしまう。中では殺し屋カップルのシーナとレドが乱入してマックイーンを殺害したところで、ドンと銃撃戦が展開。レドが死亡しシーナは逮捕されるが、ドンは失明し警察をクビになってしまった。
その後、盲目の生活に慣れ始めたドンは、愛娘ヤーティと共に隣国マヌラへ向かう。ヤーティが演奏する音楽コンクールに参加するためだ。しかしそこでヤーティが人身売買組織に誘拐されてしまった。裏社会に詳しいマヌラ警察の婦警アーヤの力を借り、組織を追うドンだったが…
「ブラインド・ウォー 盲目の戦士」
中国のジャンル映画でプロパガンダ臭のない作品を見たければ、舞台が海外で主人公が中国政府に属していないものを選べばよろしい。本作はまさにその典型で荒唐無稽極まる一本なんだけど、シーナという女性キャラのインパクトが強くて予想外に楽しめたな。
それにしてもラマ刑事があまりにバカでイライラしたな…