トシオ88

テトリスのトシオ88のレビュー・感想・評価

テトリス(2023年製作の映画)
3.8
今では誰もが知っている、元祖落ちゲーのテトリス。あのゲームを任天堂ゲームボーイのキラーソフトとして販売する為に、版権確保に東奔西走するビジネスマン、ヘンク・ブラウアー・ロジャースの波乱万丈の物語😆😸

元々ゲームの開発版権が旧ソ連にある事は、あのゲームがブームになった当時、なんとなく知っていたけど、ペレストロイカ前の共産主義国家からどうやって近所のゲーセンで遊べるようになったのは当時不思議に思っていた🧐。本作のストーリーはほぼ事実らしいけど、本作主人公の熱いビジネスマン、ロジャースがいなかったら、アタリゲームとかからクソゲーとして発売されて、今頃は幻のゲームになっていたかもしれないなぁ😨

作品自体は、とにかくテンポよく、サスペンスも交えながら、突き進む。途中、任天堂山内溥社長やゴルバチョフ書記長も登場(勿論ソックリさん🙈)して楽しい😀。時々画面の建物が8ビットピクセル絵になったりして遊びココロのセンスもいい😃。

因みに劇中の挿入歌もバリバリの80年代!メタルバンドEuropeの「ファイルカウントダウン」葛城ユキじゃないけど「ヒーロー」!最後のモスクワを舞台にしたカーチェイスに流れる「ヒーロー」は特に胸熱😆。長渕剛の娘さんの長渕文音がロジャースの妻役で結構いい演技を見せてくれる😃

Apple TV +の配信だけに置いておくのは勿体無い面白い映画でした😆😆🎬。
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