良作。
誰もが知っているパズルゲーム、テトリスがいかにして世界に羽ばたいたかを描く。
先日鑑賞した「AIR」のようなリアルビジネスを原作に持つが、大きく異なる点は帝国主義的国家ロシアの存在だろう。派手なアクションで演出しないぶん、共産国家の恐ろしさを感じる。目の前にいるのにまったく違う理で生きている存在が醸し出す不気味さ。演者には拍手を送りたい。
前にもどこかのレビューで書いたが、つくづく争いごとは映画のなかだけで結構です。
奇しくも昨日は原爆の日、戦争のない世界で誰もがNINTENDO遊びをできる時代がはやく戻りますように。