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触れッドペリーのtilyokujinのレビュー・感想・評価

触れッドペリー(2021年製作の映画)
3.4
とても前向きで心地よい空間。愛されていなかったからこそ、触れられなかったからこそ、ペリーは愛されたい。自分に欠けたものを求め続けた。

イリエナナコ監督は当たり前のように愛されて育ったからこそ、触れられない(愛されない)人生だったらどうなっていたんだろうっていう思いから作ったらしい。

なんらかの事故(環境)によって愛されなくなる子供が沢山いることを身近な存在によって最近知った。彼らはみんな人の感情に繊細に気付ける、臆病ながらも愛を与えられる素敵な人間になるんだと思う。
それでも悩み続ける家族との過去に、俺は触れられることができるのだろうか
映画の最後の居場所が暖かくて幸せな気持ちになった。
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