えにし

夜明けのすべてのえにしのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.8
当たり前が当たり前じゃない世界の片隅で、雨に打たれても走り出さなくなっちゃった体は泣いている
私の わからない が わかりたい に変わる瞬間を、君の孤独が君だけのモノである意味を、ぜんぶ飲み干すまで生きていく
いつか飲み込んだ涙も、隠してきた傷も、太陽みたいに決して動かない愛の光に照らされて、道しるべになる
それがタイトロープみたいな日々でも、近くて遠い星をつまずくたびに思い出して、歓迎しよう
夕立ちがきたら走り出せるようになった体が、よそゆきじゃない心に着いてきてくれる未来を信じて、歩きはじめる
えにし

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