原作瀬尾まいこ
監督三宅唱に惹かれ鑑賞
原作に忠実につくるのが映画ではないと思っている。昨今の流行りのような多種多様のお話かと思ったが全ての人が抱えているわけあり。たまたま出てきたpmsやパニック障害
辛さや生きづらさのランクづけまで現れていてここまで来ているのかと考えた。脇役？の人たちも脇役に見えない、そうだよ、日常の中では皆主役なのだ。全ての人が抱えている生き辛さ、発作をおこすたびに行き場が無くなる感をみながら、平行線のような2人を見ながら一人ひとりがまるで宇宙に浮かぶ惑星のようだと思った。小道具に星座を持ってきたのはさすが👍
二人の星座ドームのイベントでの朗読がとても心地よく響く。全て抑えた演技が良くてアキ.カウリスマキ監督(大好き)の映画を思い出した。
二人で星を見あげるシーンも大好き
自信なんて皆ないんだよ、あるように見せるのもつらいんだよと言ってあげたい。
エンドロールのかぶせたシーンも素敵だなぁ
ラブストーリー、ハッピーエンドは期待しない。自分を抱えて生きていく若者がどうか幸せでありますようにと願って映画館を出た。
2月末、さあ、ここからだよと言ってるようでわたしは満足
随分人が入っていた。
