月に一度PMSでイライラを抑えられなくなる藤沢さんと
パニック障害を抱えて藤沢さんと同じ職場で働く山添さん
2人がそれぞれ発症する症状は、改善することは難しい。
だけど、お互い“助け合うこと”はできる。
この2人が抱えるそれぞれの症状によって起きる悩みや苦しみというのを、お互い観察して、症状が出たら助け合って行く。それも2人だけじゃなく同じ職場で働く社長や社員さんも優しく支え合ってくのがとってもあったかくて、それによって藤沢さんと山添さんの表情の変化が見えてくる過程というのが細かく描かれたし、恋人ではなく“相棒”という形でストーリーが進むこの関係性が1番作品を観ていて心地良くて美しかったです。
その心地良くて、優しくて、あたたかい。のがエンドロールの最後まで続くので素敵な2時間を過ごせました。