フォロワーさんのレビューでPMSとかパニック障害の話と聞いて興味が湧き鑑賞。
それぞれが抱えているものに、なんとか生きやすくしようと向き合いながら、過ごす日常。
藤沢さんのPMSのときとPMSじゃないときの演じ分けが自然すぎた笑
彼女のように他者のいる会社で泣き喚いたりするほど酷くはないけど、毎月のPMSは本当にやっかいで。ささいな事が心に引っかかり、モヤモヤが大きくなって止められない。普段持っている優しさのとギャップに、自分がものすごく裏表のある人に感じる。心の波に疲れる。
女性は月に何回か性格が変わるとも言われてるが、これに起因するところが大きい。
パニック発作の辛さは十分知っているが、山添くんのようにパニック障害にまでいき、急に、唐突にそれがくる恐怖は計り知れない。女性医師との会話がとてもリアルだった。
私たちが日常生活において、他人の人生にそこまで深く干渉できないように、この映画は説明しすぎていなくてよかった。そして栗田科学の社員のように、抱えている前提で「お互い様精神」を持ちたいなと思った。
