ランティモス監督4作目。
「ひたすら純粋で芸術的なフェミニズム映画」
ゴッド→父親、ダンカン→マンスプレイニング、アルフレッド→金と権力
あらゆるタイプの支配を象徴する男性たちが登場するが、ベラを掌握することはできない。
ベラのとりあえず飛び込む精神や、マイナスな感情を生む経験すら人間性の厚みに変えてしまうところは魅力的だし、とてもシンパシーを感じた!グサグサきた!
精神的にも身体的にもとてつもなく開放的な映画で最高に好きです。
観終わった帰り道。新大久保で映画に出てきたエッグタルトをたまたま見つけてふたつ買い、映画のようにほおばった。
こういう映画と現実とのささやかなリンクが幸せ。