夜明けのすべての瑛のネタバレレビュー・内容・結末

他者を思いやること、知ろうとすることについて過不足なく描くことにはかなりのバランス感覚が必要なことと思うけど、押し付けがましくもなく、独りよがりでもなく、その丁寧な仕事に感動しきり。

現実にはもっと非情な場面も沢山ある訳だけど、せめて自分はこんな風にありたい。他者理解の輪を広げて少しづつ、自分の周りもこんな風にできたらいい。
そう強く感じる作品だった。

ヘルメットのシーン、プラネタリウムの最後の台詞がとても好き。
自分にとって大切な一本になりました。