街で白い目で見てしまうあの人やこの人にももしかしたらいろんな事情があるかもしれなくて、しかも明日には当事者になる可能性もあって...山添くんの発症のタイミングを聞いてハッとした。私もどこかでまさか自分がって思ってるな〜
藤沢さんの良くないことをしてると分かりながらも気持ちを抑えられないもどかしさやそのあとの後悔、山添くんの自分の居場所はここじゃないと周りを突っぱねたくなる気持ちにも何だか身に覚えがあって苦しくなった。
栗田科学に流れる空気があまりにやさしくて穏やかで、どこに身を置くかもすごく大事だな〜と改めて。博愛の心を持とうとか大層なことじゃないけど分からないなりに少しでも寄り添えるようになっていきたいなと思えた気がする。
同士を見つけた二人の恋愛の絡まない同僚としての距離感が程よくて、何でもない生活の一片がすごく尊く思える瀬尾さんの本を読んでいるときの感覚そのまんまだった。
散髪失敗されて爆笑したり肉まん食べて美味しいって思えたり。
さっそく原作も買ってきたので浸ろうと思います。