このレビューはネタバレを含みます
自分として生きたいって全然贅沢言ってるわけじゃないのに何でこんなに苦しくて悲しいんだろう。長谷川くんやキキちゃんのまっすぐな愛や優しさに触れるたび、市子はそれが嬉しくもありどうしようもなく苦しかったんだろうな。
本当はケーキ屋さんになりたかったし結婚もしたかったし浴衣着て花火見たかったんだよね...
どうしても守りたかった名前も捨ててこれからどうやって生きていくのか、知りたいような知りたくないような。
彼女のしたことを考えると適切じゃないんだろうけど、この先の人生に幸せがあるといいなと思ってしまう。