にく

死霊館のシスター 呪いの秘密のにくのレビュー・感想・評価

4.3
M・チャベス『死霊館のシスター 呪いの秘密』(23)。何かもうタイトルがずっと意味不明なのだが面白いからまあいいか(よくないけど)。なるほどヴァチカンが悪魔事件記録のアーカイヴズ(史料館)なのだとすればそれも納得か(しないけど)。タイッサ・ファーミガって、ベラ・ファーミガの21歳下の妹なのね。
 問題は、これも女対女ホラーということです。いやいや、本当の敵はそもそも、女を悪魔として切り捨てやがったヴァチカンとか神とかじゃんねぇ。でも、ヘテロセクシュアルな男女、延いては家族関係から疎外されたヒロイン(修道女)の孤独はとてもよく描かれていて、そこには(できるなら)寄り添いたい。
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