劇伴の良い映画はそれだけで期待値高まるという好例。好みが分かれるストーリーと時間軸の構成だと推察しますが、ぼくはとても楽しめた。
よく『パストライブス/再会』を引き合いに出されてるなと思ったら脚本家が夫婦なんですね。たしかにドスケベなパストライブスでした。ただし単純な愛憎劇になってないのは不穏なテニスバトルがよいアクセントになってるのではないでしょうか。
強いて言うならその愛憎劇がもっとドロドロでもいいのかな?と。でもあくまでも時間軸で見せていくストーリーならこのくらいでちょうどいいのかな。ぼくはとにかくトレント・レズナーのサントラがお気に入りになりました。