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チャレンジャーズのlektonのレビュー・感想・評価

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)
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「君の名前で…」の瑞々しい恋愛と切ない余情溢れるラストとシャラメの魅力とで期待度が一気に増した監督の次作「ボーン…」は、切なさや余情は幾らかあるものの主題が今ひとつであった。そんな期待値の高いまま本作は、尋常ではない三角関係、というか二等辺三角形関係みたいな物語性に富む内容であったし期待のゼンデイヤもかっこよかった。まあまあの水準の作品ではあるが、しかし、音楽がダメだと思う。せっかくの微妙な心理を描く物語なのに、その場面でテクノがいちいち繰り返される。しかもワンパターンて。ゼンデイヤの演技も、15年を隔てた役作りもよかったのにBGMが余情や切なさをぶっ飛ばしてしまってる。期待値高すぎたからかなあ。
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