こう

スラムドッグスのこうのレビュー・感想・評価

スラムドッグス(2023年製作の映画)
3.0
犬が主人公のコメディ映画です。内容はかなり下品(アメリカだとかなり受ける感じ)なので観る人を選ぶと思います。
特に中盤くらいのシーンは、食事中には観ない方が良いほど。

若干テッド(中年テディベアの映画)に似ているような感じなので、テッドが好きな方は楽しめると思います。(テッドより下品度は高めで、テッドのスタジオが製作しているのでそりゃ似ているわけです)

ストーリーとしては、飼い主に捨てられた主人公の犬が、飼い主に復讐というものなのですが、途中紆余曲折ありながら目的を達成できるのか?というのを下品に楽しむ作品です。

一貫して下品な作りなので、徹底しているところは良かった点です笑
逆に下品なものが嫌いな人にはまったく向かないため、評価は表裏一体とも言えます。

犬がかなりリアルでよくできたCGと思っていたのですが、調べてみると95%は本物だそうで、そこには素直に驚きました。(危険な場面や犬が話す口元などではCGを使っているようです)

とにかく、撮影がうまいのか、脚本が良かったのか、犬がタレント犬で撮影に慣れていたのかは不明ですが、そこは注目してほしいです。

また、ナレーション犬なるものが出てくるのですが、個人的には話していることと、飼い主の内容がアンマッチで面白かったです笑

飼い主への復讐する内容が下らなかったり、数分おきに下品な表現が出てきますが、落ち込んでいる時に視聴すると、何だこの下らないのは!と思いつつ、笑いで心が元気になりそうです笑
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