こう

ダムゼル/運命を拓きし者のこうのレビュー・感想・評価

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)
3.0
ドラゴン退治のファンタジーと思いきや、そういった類の作品ではないため、ドラゴン退治のアクション作品を求めている方は、視聴の際にはご注意を。

あらすじです。
とある国の王女が、これまたとある国の王子と結婚することになった。その結婚には裏があり、王女をドラゴンに生贄としてささげるためのものだった。何も知らない王女はドラゴンのいる洞窟に投げ込まれるが、はたして生き残れるのか。

といった感じなので、ドラゴン退治ではなく、ドラゴンからいかに逃げ延びるか、といった作品です。副タイトルの運命を拓きし者は的を得ています。

映像は綺麗なので、ドラゴンなどは迫力がありますが、いかにして逃げ延びるかなので、戦う作品よりも緊張感はあります。ただ、アクションは個人的には控えめと感じたので、残念ながら人によっては退屈と感じる方もいると思います。

いきなりドラゴンのいる洞窟に放り込まれて、そこによくわからない攻撃的な生物がいて、という絶望的な状況からいかに脱出するかが本作の見どころになります。

最後は詳しく書くとネタバレになるので詳しく書けませんが、観ている人が納得する形で終わるので、その点が良かったです。

ファンタジーものが好きな方、サバイバルが好きな方には合うと思うのと、ただ単にドラゴンと戦う作品に飽きてしまったときなど、特におススメです。
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