yoichirrr

ビデオドローム 4K ディレクターズカット版のyoichirrrのレビュー・感想・評価

4.0
クローネンバーグは去年より『裸のランチ』『クライムズ・オブ・フューチャー』と観始めましたが、今作でなんとなく2作への理解も深まるような体験となった。

どの作品にも共通していたのは、人間の“嗜虐性”。
奇妙で特異な造形が描く、人体への好奇心はどの作品も何か夢中にさせるものがある。
そしてどの作品でも嗜虐性から創作や芸術や構造主義や何やら、作品毎のテーマにちゃんと帰着するのがすごい。

今作はテレビ全盛期の時代背景もあり、メディア論的なテーマがフックになっているらしいが理解不足。
マクルーハン再読の必要アリ。

「新人間よ永遠なれ」
ワーオ
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