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ボストン・キラー:消えた絞殺魔のragaのレビュー・感想・評価

3.0
冤罪の疑念が残る凄惨な事件は、果たしてどの語り口で語るのが良いのか。加害者・被害者(の遺族)・警察等捜査陣・そして報道記者、様々な視点が用意されるも真実へ迫る描写がイマイチ判然としないまま終幕する。事実の羅列ではこちらの認識度に限界があり、作り手側の切り口(それがミスリードとなってしまっても)があってこそ真相の闇に触れることができる。まぁ長い年月がかかるこの事件捜査を2時間弱の尺で描くにはかなり無理が生じるのは想像できるので頑張っているのだが。
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