小学生か中学生の時、地元の名画座で『サンゲリア』と同時上映で見た筈だがこんなに酷い映画だったろうか。
おそらく当時はボカシだらけで何をやってるのか殆ど理解してなかったと思われる。
ノーカット版を視聴。
いや、悪い意味で酷い。
モンド映画と言ってしまえばそれ迄だけど酷い物は酷いと言う事。
逆に~とか一周回って~とかその奥に潜む意味を~とか本作に関してはいらないと思う。
亀殺すのは残酷で気分悪くなるだけだし、舐め切った白人共ぶち殺すシーンもただ不快なだけで『悪魔のいけにえ』等、スプラッター、スラッシャーホラー映画にある残酷過ぎてギャグになる、或いはルチオ・フルチ映画のシュルレアリスム的現代美術とかそういうのない。
要は見てて楽しくないし面白くない。
ただひたすら不快な映像でその映像を映画の中で眉ひそめながら見てる人達がいるって二重構造だけどだからって言い訳にしか見えない。