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ワンライフライン
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ワンライフラインの作品紹介

ワンライフラインのあらすじ

人生に絶望したアラサー男、大和の前にある日「ウヤマイ」と名乗る幽霊女子高生が現れた。彼女の導きにより、自主映画を撮ることになるのだが…。

ワンライフラインの監督

竹中透

原題
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
41分
ジャンル
ドラマ青春ファンタジーショートフィルム・短編

『ワンライフライン』に投稿された感想・評価

遅ればせながらのレビューになりました💦

映画作り映画には傑作が多いですが、本先もその例に漏れない名作だと思います!

もう一度若い頃に夢中になっていたものにのめり込むという青春映画と、幽霊の正体を軸にした謎がとっ散らかることなく共存するストーリーはお見事です

また映像面も記憶に残るものがあり、特に花火のシーンは綺麗かつ、どこか切なさを感じさせ今でも思い出します
ストーリー的にも大事なシーンなのですが、そこを外さない演出力は自主映画と侮るなかれ
14年間の実績がある不思議箱屋さんの凄さを思い知らされます

不思議箱屋さんの公式サイトがあるのですが、そこに制作過程のエピソードなどが記載されているので、この映画を観た方にはぜひ見てほしいです

YouTubeでの短編映画も好きでしたが、今度もまた劇場で新作公開してほしいです!
本編は以下、ストリーミング配信で視聴することができます。
宜しくお願いします。

「ワンライフライン」
https://www.stream-ticket.com/events/detail/736.html
青い空から始まり、青い空で締める。

自主制作とは一体どんな映画なのかという期待と不安から入ってみたが、見終わる頃にはもっとこの世界観に浸っていたいという満足感に変わっていた。同じ色合いの空でも全く違うものに見えてしまうくらいの没入感を得ていたことに気がつく。

ストリーミングで何度も見直して初めて気付くたくさんの伏線が貼られた秀逸な脚本。そして驚くほど自然に紡がれる心に刺さる重い言葉の数々。それに反するかのように仲良しの3人が送るひとときのなんと自然なことか。
40分という限られた尺の中に、おそらくその何十倍ものシーンが折り畳まれ、そこから登場人物たちのバックグラウンドをいやでも想像したくなってしまう。この脚本を仕上げた方の頭の中には物語に登場する全員が日常を送っていて、その一部分を切り取って脚本に落とし込んでいるのではないかとさえ思ってしまう。

映像面でのこだわりも光る。
現在のシーンと時間軸の違うシーンの画面密度感の違い。情緒的な花火のシーンでの視線の誘導。公園や河川敷などの舞台を印象付けるカットイン。固定と手持ちを使い分けた立体的なカメラワーク。初めての3人の映画撮影シーンでの大和の肩口からシャープへの焦点の移動。
そしてなにより、物語のテーマともなる気付きやフラッシュバックを演出する光と音の使い方など。

自主制作という限られた予算内で作品として成立させるには、演者の力量にも寄るところが大きいと思う。

主人公大和の目は物語の冒頭からグルグルと泳いでる。目の下には深いクマがあり、まるで大和自身が幽霊であるかのような錯覚を覚える。本編を全て見終えた後、再び冒頭部分を見返し、これが中盤には生き生きと躍動していたあの主人公と同一人物なのかと目を疑ってしまう。自主制作という限られた撮影スケジュールでこれ程までに違うオーラを纏ったキャラクターを演じ分けたというのか。

親友のシャープは他の追随を許さない演者の圧倒的演技力と絵力に思わず引き込まれてしまう。目線の配り方、声の出し入れ、身体の置き方や指先の表情まで、全てが計算し尽くされた演技プランのもとに構築されている。おそらく製作陣からも最も信頼されているのが画面からも伝わってくる。物語上最重要なキャラクターにキャスティングされているのが頷ける。

そして、大変難しい役柄であったと思われる、うやまい。聞くところによると劇団に属しているが、映像作品に出演するのは初めてとのこと。その儚くも初々しい演技感と淡い光を帯びたような透明感。演者の今を切り取ったような飾らない演技が、特殊な設定を持つヒロインとの奇跡的な一体感を生み、見せ方を間違えると悲劇にも見えてしまうその世界観に爽やかな清涼感を与えている。

他にも演技力豊かなモブキャラたちがたくさん登場し、物語に花を添えている。

「熱量」

若きクリエイターたちがその溢れ出す才能を爆発させて作り出した珠玉の映画。
これが自主制作?うそでしょ?