不倫経験のある女性がヒロインという設定は、感情移入出来るかと言われればちょっと難しい点が有るかなと思いました。
「許す事」が出来ない存在の母親もやっぱり「許せない」感じの印象だったり・・。しかし、置き手紙を読むシーンでの「どうすれば伝えられるの?記憶が有るうちにあなたへの想いを全て書き留めたい」的な台詞。これは心に来ました。これだけの手紙を愛している人から貰えたら凄く嬉しいでしょう。ラストのコンビニでの粋な計らいもなかなかでした。
二人の今後は困難なものでしょうけど、映画としては上手く完結させた方かなと思います。