MCATM

役者のMCATMのレビュー・感想・評価

役者(1948年製作の映画)
4.5
サッシャ・ギトリの父親で名優リュシアン・ギトリの半生を描いた、風でいて、特徴的なエピソードを書き連ねているだけの、すべらない話メソッド。それなのに、きちんといくつかの普遍性を持ったテーマが並走する。序盤、舞台裏のやり取りだけであれだけの膨らみを持たせる構造なのがシンプルに凄いなと思う。ケチのつけよう無い傑作。とはいえ、ニュアンスの分からないやり取りがいくつかあった。時代のせいだろう、これは。
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