(別媒体から感想を転記)
2023/03/19
名高い舞台俳優だったリュシアン・ギトリの半生をサッシャ・ギトリが演じる。サッシャ・ギトリ本人も登場し、もちろん本人が演じている(出演しているではなく…
手紙をひっくり返すことで"信じさせる"くだり好きだった。演技は舞台の上でのみすることではなくて、他人を憑依させる才能でもない。だからといって誰にでもできるわけではなく、思ってないことも思わせる手仕事…
>>続きを読むリュシアンの話のはずが
「明日は二人だった」という名言とともに、いつも通りのラナ・マルコーニとのあれこれは、いつものサッシャであった。
そして、最後に父との思い出少々といった印象。冒頭の映像は本当に…
めちゃくちゃ退屈だった……。室内から出ないまま時間だけどんどん進んでいくので置いていかれてしまったし会話も全然面白くない、一人二役の表現も切り返しばかりでつまらない。ギトリと彼の父の関係ありきの映画…
>>続きを読むデカルトの「我思う故に我あり」ではありませんが、演じることは嘘をつくことではあるものの、演じている自分は確実に存在しているということを強く証明してみせた映画でした。
ギトリ父は、演じながら手紙をし…
ここではギトリの作品を特徴づけるまくし立てるようなナレーションはやや控えめで、楽屋での複数の人物による演技論というべきやり取りが繰り返される。ここに滲むのは、演じることの過酷さや厳しさといった事態で…
>>続きを読むサッシャ・ギトリの父親で名優リュシアン・ギトリの半生を描いた、風でいて、特徴的なエピソードを書き連ねているだけの、すべらない話メソッド。それなのに、きちんといくつかの普遍性を持ったテーマが並走する。…
>>続きを読む2023 11/17 フランス アヴィニョンの映画館で観た。オープニングが良いなあ。機会があったら観たいなあ。
2023 12/4 フランス アヴィニョンの映画館でもう一回観た。行ったことのある場所…