東京ギズモ

碁盤斬りの東京ギズモのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
4.5
公開初日舞台挨拶👫(上映前)
登壇者:草彅剛、清原果耶、中川大志、市村正親、國村隼、白石和彌監督

古典落語「柳田格之進」をベースにした冤罪をかけられ復讐に燃える武士を描いた時代劇。
白石和彌監督による初の時代劇作品で最新作。

柳田格之進は浪人で江戸の貧乏長屋で娘お絹と二人暮らし。彦根藩で身に覚えのない罪を着せられた上に妻も喪う。柳田は清廉潔白な性格で正義感が強いため不正を働いた仲間達は次々と処罰させられた。柳田は囲碁が強く嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、同僚の藩士より悲劇の冤罪であった事と妻の死の真相を知らされる。仇討ちを決意した矢先に五十両を盗んだ濡衣を着せられ窮地に立つ。無事仇討ちを果たして泥棒の汚名返上ができるのか。

平穏でゆっくりした暮らしが一気に急展開を迎える。
何が正義なのか考えさせられる物語だった。
ハラハラした展開で面白かった。
タイトルの「碁盤斬り」は成程いいなと思った。

◾️公開初日舞台挨拶
和気あいあいとした楽しい舞台挨拶だった
出演者から見所の解説が凄く参考になった
草彅剛、ひどい父親役が嫌いだったが4日目から納得して演技ができた
清原果耶、清廉潔白な父親が嫌いだがでも父親想いの娘を演じた、でへ
中川大志、真面目な性格の青年を演じた、お絹さんの恋心の様子が見所
市村正親、柳田に惚れた、心の中で応援し見守った演技だった
國村隼、柳田とは囲碁のライバルだが恋模様が見所、でも片思い
白石和彌監督、和気あいあいとした現場だったが撮影が始まると皆んな別人だった
東京ギズモ

東京ギズモ