小さじ

碁盤斬りの小さじのネタバレレビュー・内容・結末

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

妻は辱められて自死を選んだ!盗難の濡れ衣もあいつのせい!許さぬ〜〜〜!って急にブチギレた感があった。藩を追われ…の説明も簡単に一回だけだし、急に沸点到達なやばい人みたいになってる。中川大志にも急に声張り上げてたしそういう人なのかなぁ。

白石作品にはリリーフランキーとピエ瀧が出てほしいなぁと思っちゃう。最後の打つ会の仕切りがリリーフランキーだと思ってたら市村正親だった。でもめっちゃ商人似合う。
國村さんって悪い役の印象が強かったけど心穏やかな役もいいな〜。改心が早かった気もするけど趣味友ができる素晴らしさがわかる。
斎藤工も出てイケボ対決〜。二人とも囲碁と剣術共に長けてるのすごい。「馬鹿真面目に摘発したお前のせいで苦しむ奴が何人もいる!」とはいうけど、実際悪いことはしてるしね…。
奥野瑛太さん初めて認知したけどめっちゃいい味出してた!碁盤斬りをした時の刀を回収しながらふっと浮かべた笑みが印象的。
情けをかけることを教えてもらったんだろうけど窮地に追い込んだ張本人と身売りされかけた娘を結婚させる!?命を奪おうとした相手とお酒飲めます!?細かく考えだしたらツッコミどころ満載な映画。

最後は琵琶湖に向かってるんだと思うなー。絵は結婚資金に充てて、本懐も遂げたから妻のもとに行くのでしょう。
小さじ

小さじ