猫

逃げきれた夢の猫のレビュー・感想・評価

逃げきれた夢(2023年製作の映画)
3.6
相手はいるけれど
ほぼ光石さんの一人語りの映画だった。

生徒と先生
人生後期の男と、20代の若者
若者は何がしたいのか
どう生きていったらいいのか
目標も無く
わからない、、、
ただ生きるだけ?
価値基準はお金??

宣告された中年男
孤独?
周り(外面)にいい顔ばかりしてきた男の
焦り?
40年近く働いていてきたのは
貴方ばかりじゃないよ、
そしてそれは
自分が望んでした事じゃないの?
私も、ずっと働いていたから
少し腹がたった。
感謝して欲しいなんて
一度も思わなかったし、、

でも誰しも「死」を身近に感じたら
焦り、悩むのかもしれない、
それ以前に、ある程度年をとったら
親(目上の人)たちの、今を見つめ
自分の人生を考えていかなきゃ、ね、、

監督が描こうとしているものは
ぼんやり想像出来たけど
「言葉」に頼りすぎていて
力が足り無かった、、
若者の言葉がもう少し
あると
もっとよかった。
猫