忘年会（もう年を忘れちゃった！）開会までに時間があり、時間を持て余していたので、丁度観れる映画はないか探して、この作品に当たった。
だから観たくて観たわけでもないし、どんな話で、誰が出ているかもよく分からず映画館に入った。
入ったら若い女性だらけで、ちょっと面食らってしまった。😰
それにこの回は、舞台挨拶付きとのこと。
すぐに後悔もしていた。
ところが、映画は予想に反して、そんなにミーハー映画ではなく、ミステリーの小品という感じ。
ロースクールの学生達で行なっていた模擬裁判「無辜（むこ）ゲーム」。これを主催していた天才結城薫（北村匠海）から弁護士になった久我清義（永瀬廉）と同じ学校で法律を学んだ幼なじみの織本美鈴（杉咲花）の2人へ最後の無辜ゲームをやろうという誘いがくる。
しかし、久我が呼び出された場所へ行くと、そこには血の付いたナイフをもった美鈴と、すでに息絶えた馨の姿があった。
ここから「えーっ！」という感じなのだが、この後、物語は想像もしない方向へ二転三転、そして最後はドンデン返しが待っている。面白いミステリーの典型的な展開だが、少し頭でこねくり回した感じで、出来過ぎのような気もする。
それでも面白い映画ではあった。
杉咲花さんはやはり演技派女優だなとつくづく思った。監督が舞台挨拶で語っている見せ場のシーンは、確かにすごいのだが、私にはあと一つ違う気がした。あと2、3回撮り直して欲しかった。彼女のことだから、ズバリの演技をしたに違いない。
「King & Prince」の永瀬廉さんは、無難に演じていたが、舞台挨拶ではすごい汗をかいていて、何度も舞台から降りていた。相当体調が悪そうに見えた。疲れているのだろうか。
この映画、映画館に行くまではないが、配信されたら観てもいいのではないだろうか。
結構面白いし、杉咲花さんの熱演も観て欲しい。別にファンではないが。😅
