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窓ぎわのトットちゃんのbrn7のネタバレレビュー・内容・結末

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

あんまり泣くほうじゃないけどわりと序盤から泣いてた。

トットちゃん、いつ怪我人が出たり大惨事になることかハラハラしながら観た(笑)

校長先生が安い言葉で片付けるんじゃなく、生徒一人一人と向き合ってくれる温かい先生。

裕福な方の戦時中の変化•表現が自分的に新鮮だった↓
街中で憲兵さんに華美な服装を指摘されたときだったり
父親の仕事の選択ができる時点でやっぱりどこか余裕があったり

学校の生徒たちに対して、街の少年たちが野次を飛ばしてきてみんなで言い返すシーンで涙が出た。
街の少年たちは汚い身なりで、トットちゃん達学校の生徒はいい服を着て裕福な産まれで明らかに貧富の違いがあっても子どもたちはそんなことはわかっておらず、ここではある意味平等なんだよな。


戦争の血生臭いシーンなどないけれど、子どもが感じとる戦争の深刻さ、変わっていく日常の表現のされ方が胸にくる。

終戦から78年。
戦時中から生き延び現在もご存命な方は、もうほぼ戦時中子ども時代だった人なんだよなと改めて思った。
その戦時中を生きた人たちもこれからいなくなってしまってしまう。

戦時中や戦後の物語であるゴジラやゲゲゲ、そしてトットちゃんが今年公開されて、戦争とはどうゆうものか改めて考える機会になった。
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