後半、嗚咽が漏れるほど号泣してしまった。
ほんとうにすごい名作。見てよかった。
ジョジョ・ラビットに引けを取らない傑作であり、反戦映画。アニメ映画だから、明確にするような表現を避けたのかな、と思うような場面がチラチラあったけど、原作本の方ではどこまで記載されているのだろうか。
黒柳徹子のナレーションもすごくいいタイミングで入ってきていて、物語を邪魔しない。
戦争が、哀しいけれど他人事じゃなくなってきている今の時代、絶対に見たい作品。
「窓ぎわのトットちゃん」学級文庫に必ずと言っていいほど置いてあったけど、読んだことのなかった作品。前半の個性を伸ばす教育を行うトモエ学園の様子は、今みると先進的で、ほんとうに素晴らしかった。
学級文庫には必ず置いてあるのに、学校ではああいう教育がなされない矛盾を感じてしまった。
そして、幸せで懐深い社会から、戦争によって暗雲たちこめはじめる世界…。
絶対戦争なんてしちゃダメだと改めて思う。
戦争はたとえどんな理由があろうと正当化されない、そういう気持ちを忘れないようにしなきゃいけないと思った作品だった。
「窓ぎわのトットちゃん」、本も読んでみようかな。
ぁあと、ゲゲゲの時も思ったんだけど、年を昭和で表記するの、やめてくれないかな〜…。西暦何年か見当がつかない。
