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*Corpus Callosum(原題)
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『*Corpus Callosum(原題)』に投稿された感想・評価

爆発しているのは創作意欲か、はたまた性的欲求か。あえてハズしたかのような、いつかのVaporwave的な映像の陳腐さ。それに気を取られていたらヌルっと出てくる、特大のチ⚪︎ポさん。

CGのないはるか大昔から挑戦的な表現を続けてきた巨匠が「うわ、おもろいやんけシィージィー」となっていろいろ試してみた結果、最終的に90分超えちゃった、みたいな感じと推測。
菩薩
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終始ふざけ倒していて小難しさが先立つマイケル・スノウでもちゃんとコメディしている。CGが容易く実現させる全てに狂喜している新しいおもちゃを手に入れた大人の様な、だってものすっごいデカいチンコが出てくるし。マザー2で言うとマジカント、リンチで言うと『インランド・エンパイア』の若干の狂気もはらむ。捻れ、拡張、肥大、新潮、爆発、巻き戻し、とにかく色々やってる。
5.0
【マイケル・スノウ、オブジェクト指向】
先日、実験映画の巨匠マイケル・スノウが亡くなった。マイケル・スノウといえば、「死ぬまでに観たい映画1001本」に掲載されている『波長』で知られている監督だ。マイケル・スノウ作品におけるミニマルなようで複雑、そしてクールな画は私の心を鷲掴みにする。1つの短編を切り刻み、1分の中に圧縮した映像を10回以上ループさせる『SSHTOORRTY』は短編映画の中ではオールタイムベスト1位の作品だ。『波長』を自ら15分に圧縮した作品『WVLNT (“Wavelength For Those Who Don’t Have the Time”)』は、ファスト映画論を考える上で重要な資料となった。『<--->』は、左右にカメラがパンさせ続ける作品だが、その運動の面白さに惹き込まれた。そして今回、追悼の意味を込めて『*Corpus Callosum』を観たところ、オールタイムベスト級に素晴らしい作品であった。

「Corpus Callosum」と書かれた扉をカメラが捉える。そこへ、ひとり、またひとりと入っていく。カメラは右上にある監視カメラの映像にフォーカスを当てる。それは合わせ鏡のように、またしても「Corpus Callosum」と書かれた扉へと繋がる。テレビモニタが映し出す世界の方の扉へと入る。オフィスが広がっており、横移動で働く人を観察していくのだが、そこにはどこか生気が感じられない。この生気に既視感を覚えつつも実態が掴めないでいると、突然、人々に電流が流れる。画がぐにゃりとメビウスの輪のように捻れていき、上下が逆さまとなる。やがて謎の空間へと行き着く。ここに来て、デヴィッド・リンチのような世界だと気付かされる。

謎の部屋では、中央にテレビとソファがあるのだが、明らかにその角度からはテレビが見られない、あるいは見辛い状況となっている。そこへ謎の二人組が現れる。かと思いきや逆向きに歩き出す。背景の絵画のようなものは次々と落下し、消滅していく。チープな爆発エフェクトや、突然巨大化するピンクの風船ガムのようなものが画を支配していき、しまいには扉のようなものすら無くなっていく。

カメラはオフィスと謎の空間を往復しながら、現れる人々の肉体を変化させていく。例えば、トイレの前で詰まる2人組は、粘土のように変化して、入り口にまるで弁当箱にぎっしりと具が詰まったように収まるのだ。

これはゼロ年代、CGが手頃に作れるようになってきた時代において、物理世界のオブジェクトはアニメさながらの伸縮性を得たことを証明していく作品といえよう。また、CG時代の映画はYouTubeの配信画面のように、幾つものオブジェクトから成り立っており、簡単に着脱できることにも言及しているように見える。実際に、この作品で登場するオブジェクトは、壁や肉体に密着しているわけではなく、簡単に消滅してしまうものだ。映画の途中であってもエンドロールをつけることもできるし、逆再生を突然行い、最初の場面に戻ることもできる。

マイケル・スノウは、デジタル編集が映画にどのような変化をもたらすのかを自由に描いてみせた。その独創的で面白い世界は、私の価値観にビッグバンを引き起こしたのであった。