このレビューはネタバレを含みます
テアトル新宿にて!
上映最終日だったので舞台挨拶もあった
キリコがもがく姿、とても良かった
私自身は判断早くてビシビシ物事進めるタイプだけど、キリコみたいな人は周りにいる
腹が立つ時もあるし、私の手のひらで転がしたくなる時もある
でもお風呂のシーン見て、私はきっとこの加害者になってたなって気付きました
矢継ぎ早に捲し立てるような言い方してたかもしれない、、ごめんなさい、、、
主演の山本ナイルさんがめちゃくちゃ良かったです
焦りとか息遣いとか所作とか、全てにおいて役が憑依してた気がする
舞台挨拶で山本ナイルさんが
「映画だからこそできる表現」と話してて、めちゃくちゃ腑に落ちた
え、そこの世界線交わらんのかい!なんで貯金箱の中光ってるんだろう?
映画だからこその楽しみ方でした。
たくさんの役者さんが登壇されてる中で山本ナイルさんが明るく楽しく場を回してて、
現場でもこうやってみんなを引っ張っていたんだろうなと感じました
ワンチーム感がありました
交わらない世界線はあったけど、たしかにひとつの作品でした
人間みんな完璧じゃないから愛おしいね!
素敵な映画でした