決して気持ちの良い映画ではありません。
娘の誘拐、偏向したメディアによる情報拡散、周辺やネットからの誹謗中傷などとても重いテーマの作品です。
ただ『観てよかった。』その一言です。
石原さとみさんの圧巻の演技により、この作品の題材が際立ちます。
ぜひ本作の素晴らしい演技を多くの方に観ていただきたいです。
本作を観たことで、より誹謗中傷や心の無い人の怖さや恐ろしさを感じると共に、人の温かさの素晴らしさを再認識することができました。
きっとみんなが少し心に余裕を持って誰かに優しくできたら、きっと未来は明るいと信じて。
自分もまた少し人に優しくなれたらと思います。
また、内容の辛さから涙無しで観ることは出来ませんでした。終盤に向かうにつれて、より感情移入していくため、自然と涙が出ます。
もしご鑑賞の際には、ハンカチを持っていかれることをお勧めします。
また余談ですが、自分の地元が登場し驚きました。
