『事実だから面白いんだよ』
この言葉にマスコミや誹謗中傷の根源となる全てが詰まってて恐ろしい言葉だった
石原さとみの役作りからの演技が素晴らしかったのはもちろんだが、個人的に普段感情を表に出さない男性陣たちの涙に弱く、もらい泣きしまくってしまった。
さすがは吉田監督
『空白』の時とはまた違う、大きなものを失った時の人間の壊れっぷりと取り巻く環境を描いてくれてました。
改めて思うけど、脇を固める俳優のキャスティングが上手いんだよなぁ。
ただストーリー展開は割と分かりやすく、今観客にはこう思うよね？泣くよね？ほら！ってのが見えてしまう捻くれた自分がいるのですが、それを差し引いても良かったのではないか。
強いていうと、割と衝撃的な描写があるイメージだったのが、今回は何も出て来なかったのが期待してた分ちょっとマイナスポイント。
(そこは石原さとみのイメージに寄せたか？)
役作りからの過程を頑張った石原さとみには称賛ものなんだが、個人的には壁の絵のシーンではドン引きするくらいもっと鼻水とヨダレ垂らして号泣して欲しかったな。
その後の警察署のシーンはめちゃくちゃ良かった。
でもここまで身体はって役作りしても、やはりまだ石原さとみ様に港区がちらつくのは、滲み出る才能だよな(褒めてる)
とりあえず静岡テレビの報道でテロップ打ってる友達にLINEしよ
