ミッシングのしぃさまのネタバレレビュー・内容・結末

「空白」「ヒメノアール」の吉田恵輔監督という事と予告編に惹かれて鑑賞してきましたが、とても重たいテーマなので観終わってからどんよりした気持ちになりました。
(この日は、スケジュール的に「碁盤切り」「殺人鬼の存在証明」という三本立て。ジャンルがどれもが暗かったのがいけなかったです。)

とにかく石原さとみさんの演技が凄まじく、イライラした時の仕草や眼の動かし方等どれをとっても凄かったです。(石原さん自ら監督に売り込みにいったらしいです。)

弟圭吾を演じられた森優作さん、夫の豊を演じられた青木崇高さん、テレビ記者砂田を演じられた中村倫也さんも凄く良かったです。
特に、砂田が圭吾から取材の件で車のドア越しに切羽詰まる表情で何かをブツブツ言われている描写と砂田が上司からなだめられる場面で、透明なドア越しで、上司にむかってとんでもない表情でブツブツ何かを言っている描写が、似ていた。ちょっと怖かったです。

音楽が、Mr.Childrenのサポートをしていた世武裕子さんだった。相変わらず優しいピアノタッチでした。